ハナコさんの『ワクワクひとさじで』

ほんのひとさじのワクワクがあるだけでもっと日常が楽しくなるのよ

21日間ブログ投稿チャレンジ⑫ 言葉を紡ぐ

こんにちは。

 

小野田ハナコです。

 

先日参加した「好きを仕事に♪」のワークショップで、

自分の出来ること(Can)と

自分のやりたいこと(Will)を

各50個リストアップするワークをやりました。

 

私のリストを見てくださった主催の一人、やまともさんがその時におっしゃった

「物書くの好きそうだよね、やらないの?」(というようなニュアンスの)言葉と

 

このワークショップのキモである「好きを仕事にするには発信力が大事」というテーマから、参加者全員でブログチャレンジをしようという試みが、

 

私が奥底に封印していた、幼い頃から抱いている物書きへの憧れ欲を引きずり出させてくれました。

 

子供の頃、何度も読んだ「若草物語」に出てくる四姉妹で一番好きなのは作家を目指す次女のジョーで。

 

DVD-BOXを買うほどハマった海外ドラマ「Sex and the city」でも、惚れた腫れたの恋愛部分より主人公でコラムニストのキャリーがパソコンに向かってコラムを執筆してるモノローグのシーンがお気に入りでした。

 

実生活でも憧れる女性はほぼ大体なにかしら著作物がある方たちばかりです。

 

カタチから入るタチなので、原稿用紙と万年筆を買い揃えてみたり、祖父が使っていたお古のワープロをねだってみたり。

 

理想の家を思い浮かべる時は、いつも壁いっぱいの隠し扉付きの本棚と古いタイプライターが似合う書斎が出てきます。

 

そんな風に小説家や漫画家、脚本家にコラムニストなど常にあらゆるタイプの物書きに憧れたのですが、結局何一つ作品として形にすることが出来ませんでした。

 

単純に文才や書き上げるだけの根性が無いんだろうな、という理由の他に

 

物書きに必要な「引き出し」要素として、

 

自分自身に

普通の人であれば

普通に過ごしていたら

普通に経験してるであろう出来事を

経験してこなかったことへのコンプレックスがあったからです。

 

学校生活も恋愛も就職もまともな人が通るであろうルートを通ってきてない人間が書いた薄っぺらい物語を誰が読むの?

 

レールをはみ出すなら、もっと破天荒で波乱万丈な生き方すればネタになるかもしれないのにただ中途半端なだけじゃん?

 

という真っ当な生き方をしてない事実を受け入れたくない自分を、

作品を書けない言い訳にして、

書くことを諦め、

物書き欲自体も無理矢理忘れるように押し込めていきました。

 

そのうちにSNSが普及しだして、自分の思いを簡単に発信する術が見つかったことで、少しだけ欲を発散出来るようになったので、なんとなく気持ちを消化したつもりになってたのだと思います。

 

今回こんな風にチャレンジする機会が出来て、まだ奥底でドロドロになっていた物書きになりたかった気持ちを見つけることが出来ました。

 

レールをちょっとはみ出すだけで、人生が終わったような気持ちになります。

 

そんな時に、

だったらこっちの方向から回って行けば?

もう新しい道作っちゃえば?

と可能性を感じられるように、

道を曲がった先に落ちてるかもしれない

ワクワクすることをお届けできるようなブログにしていけたらなと。

 

そんな風に思ったのでした。

 

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